２月はずっとフランス・ブリュッヘンのもとで音楽をしていました。
なんて充実した一ヶ月だったのでしょう!!
学生の時に18世紀オーケストラを聴きに行きましたが、
あの憧れのおじいさんが、目の前にいたのです。丸一ヶ月、殆ど毎日。
前回のハイドンやシューマンの時も大きな収穫がありましたが、
今回のベートーヴェン全曲演奏は、私たち個人だけでなく、新日本フィルにとって
とても大きな財産となるでしょう！作曲家の人生を彼とともに辿ったのです。
他の指揮者によって彼が言ったことが消えて行かないことを祈るばかりです。
彼もそう言っていた。「他の指揮者が何を言っても言うこと聞くな。俺の言ったことが正しいからね」もっとも、本人はその場の思いつきもあっただろうから、
もし次同じ曲を演奏するとしたら、違う意見を言っていると思うけれど。笑
最終日の今日は彼とのツーショットを撮らせていただきましたが、
それは大事にしまっておくとしよう。
下の写真はサントリーホールでのリハーサルの合間の一枚。
現役リコーダー奏者の時に会いたかったよ。Mr.ブリュッヘン。